東京ぼっち。

思考の羅列、日記_φ(・_・

音楽のある人生

2016.11.08(火)

いまこれだけピアノに夢中になれるのには、私の過去の出来事が大きな理由となる。

小学3年から高校1年くらいまで、全国の大都市に教室を構える某大学附属の音楽教室に通っていた。

そこは本格的に音大をめざす人のための教室で、教育熱心な親たちが自分の子供に夢を託して通わせるようなところであった。

そんじょそこらの教室とは雲泥の差でレベルが高い。瞼をひっくり返して「火星人〜!」とか言って走り回ってた子も、ひとたび楽器を手にすれば人が変わったように真剣な表情で音を奏で始める。

そんな感じのところに、特別教育熱心な家庭というわけでもなかったが通わせてもらっていた。

 

授業は、実技、ソルフェージュ(聴音)、合唱(ピアノ科は必須)が基本。やりたければ副科の実技、楽典もできた。

とりわけ思い出に残っているのはソルフェージュ。この授業は、先生によってはかなりスパルタで鬼難しかった。だがそのおかげで読譜力や絶対音感が身についた。文字通り、音をよく聴いて楽譜におこす訓練だから、音の微妙な変化も結構敏感に感じ取れるようになった。


高校進学時に、食うために音楽の道に進むことはしないと決断を下したわけだが、こんな一流の音楽教育を受けさせてもらったことで今の私があるのは間違いない。親には感謝。

そして、“本物”を学ぶことは、人生において非常に価値ある財産となるのだ。